十五夜、団子が食べたくなる今日この頃。
月光
部屋の電気を消しふと見ると、カーテンの隙間から入る月の光。
十五夜のせいもあってか、いつもより強い。
それはまるでスポットライトの様に一点を照らす。
私は光にうっとりと酔い痴れながらも、カーテン開けて月を見上げる。
ああ、何て言っていいかわからない。
言葉では言い表せないこの感情、思い。
十五夜の月に見入りながらも静かに涙を流し、私は胸を締め付けられる。
哀切、痛哭、愁嘆どれも違う。
この感情に名前を付けるとしたらそれは・・・。
私の中で混沌と渦巻く、激情。
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